作品情報:
ジャン=リュック・ゴダール監督の代表作
『気狂いピエロ』(1965)から、
ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナ、
ふたりの姿が描かれています。
文藝春秋編『戦後生まれが選ぶ洋画ベスト100』(文春文庫、1995)のために描きおろされた作品。
この時期の江口氏ならではの、省略されつつも的確な描線、
そして、パントーンによるカラーリングが素晴らしい作品です。
エルジェ(『タンタンの冒険』など)などの
BD(バンドデシネ)の影響を消化し、
江口氏ならではの表現として昇華した傑作であり、
まぎれもなく、ウォーホル、リキテンシュタインらの
ポップアートの血脈を感じさせる作品だと思います。
是非この機会にお求めください。
- 限定150部。
- 直筆サイン付
- エディション(通し番号)あり。
- 額仕様:木枠(ドガ・カードル製作)差し箱・黄袋入り
- 版画制作:尾崎正志( 尾崎正志版画工房)
- 製作・販売:フリースタイル
- なおエディションの指定はできませんので御了解ください。
(↑白木で、木目の美しい額です)
作家情報:
江口寿史 Eguchi Hisashi
1956年熊本県生まれ。14歳で千葉県に転居。1977年、週刊少年ジャンプにて漫画家デビュー。斬新なポップセンスと独自の絵柄で漫画界に多大な影響を与える。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』『 「エイジ」 』など。80年代からはイラストレーターとしても多方面で活躍。広告、雑誌、書籍カバー、レコードジャケットなど多く手掛け、同時代のファッションやカルチャーを取り入れた作品群は幅広い層に支持されている。1992年、短編集『爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞受賞。
2015年画集『KING OF POP』(玄光社刊)を刊行、イラストレーション展『KING OF POP』を全国8ヵ所で開催。
2018年からは金沢21世紀美術館を皮切りにイラストレーション展『彼女』を日本国内各地の8ヵ所の美術館で巡回。
2023年1月、アーティスト村上隆のプロデュースにより、カイカイキキギャラリーにて個展『NO MANNER』。
同年3月、東京ミッドタウン日比谷にて『東京彼女』。
同年6月、イタリア文化会館にてイラストレーター ルカ・ティエリとの二人展『トーキョー・アルテ・ポップ』。
同年9月より2024年2月まで世田谷文学館にて『江口寿史展 ノット・コンプリーテッド』を開催。
2024年11月9日より2025年1月12日まで福岡アジア美術館にて『江口寿史展 EGUCHI in ASIA』開催。
近著に、『step』(2018年 河出書房新社)、『RECORD』(2020年 河出書房新社)、『彼女』(2021年 集英社インターナショナル)、『step2』(2023年 河出書房新社)、『江口寿史扉絵大全集』(2023年 小学館)などの画集がある。
作品仕様:
制作年 | 2024年 |
エディション | ED XXX/150 |
サイン | あり |
技法 | 版画(ジクレー) |
作品本体サイズ(縦×横) |
54.0cmx48.0cm
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版画用紙 |
モロー
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額仕様 | 木枠(ドガ・クレードル制作) |
額寸(縦×横×奥) |
64.5cmx60.0cmx2.2cm
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お届け期間 |
約3週間前後
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製作・販売 | フリースタイル |
版画制作 |
尾崎正志( 尾崎正志版画工房)
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特記事項 | |
品番 | EGUCHI-32 |
本作品は、福岡アジア美術館にて『江口寿史展 EGUCHI in ASIA』でも
展示・販売しております。
NOTICE!
International shipment,
"not included picture frame".
(it is too heavy to ship without Japan)